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7. 積算と発注

7.3 作業リソースの考え方

Point.3 3次元地質・地盤モデル作成の作業負荷を把握する

3次元地盤モデリングの作業の予想される人員(責任)の割り当てや、具体的な情報量(1次データの数量)、モデルの複雑性を前提とした作業量(人工等)を加えることにより、作業負荷を把握することができます。

表7.3-1  ワークフローに対する作業人員の例(引用:1)

tb070301.png

■作業に要求される能力および作業量の留意点
作業に要求される能力および作業量の留意点を示します。


①モデリング計画
品質の定義、作業量を左右する全体計画のため、個別業務上の管理技術者レベルのスキルが必要である


②資料収集・整理と3次元化
情報収集とそのデータの利用可能かの判断が必要である。再検証すべき既存のデータが多い場合、モデル作成全体の時間から見た相対的な作業時間は多くなる

③3次元地質解析

複雑なモデルや、品質の高いモデルを作成する場合、作業者のスキル(熟練度)や、作業環境(ソフト、ハード)の性能が問題になる場合がある

④成果品

品質の定義が作成されること、リスク等の情報が引き継がれていることなど、利活用されるものなっているか確認する

■3次元地質・地盤モデル構築のスキル
3次元地質・地盤モデルを構築するために必要なスキルは、土木地質図を作成する地質技術と、ICTを用いる情報処理能力です(表7.3-2)。実際には、地質関連の技術資格を持つ技術者自らが3次元地質・地盤モデル構築作業を実施する場合が多く(図7.3-1)、情報専門職員やCADオペレータが作業を担当する場合は、地質技術者の監督・監修が必要です。

表7.3-2 3次元地質・地盤モデル構築に必要なスキル(引用:1)

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Fig070301.png

図7.3-1 3次元地質・地盤モデル構築担当者の役割(全80件)(引用:1)

■3次元地質・地盤モデル構築の実行手段
3次元地質・地盤モデルを構築する作業を実行するためには、専用ソフトウェアと高性能なコンピューターの配備が不可欠です。また、作業環境のパフォーマンスを向上させるには、専用ソフトウェアとハードウェア両面の機能・性能の向上が必要です。

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