6. モデルの引継ぎ

6.2 オリジナルファイル

Point.2 オリジナルファイルの役割やデータ交換できるファイル形式を知る

オリジナルファイルは、モデルを作成したソフトウェア独自のファイルを指し、ソフト毎に独自の形式(フォーマット)で出力されるものです。オリジナルファイルは作成したソフトウェアへの依存度が高く、データの編集には作成したソフトウェアが必要となります。モデルを構築するために使用した情報のトレーサビリティをオリジナルファイル内で確保するのか、入力データを可読性のあるものとするかを、事前に発注者と協議する必要があります。

Fig060201.png

図6.2-1 3次元地質解析システムの事例(引用:1)

■オリジナルファイルの役割
「BIM/CIMモデル等電子納品要領(案)及び同解説」(引用:9)でいうオリジナルファイルは、BIM/CIMモデルの種類を問わず、作成したソフトウェア独自形式のファイルを指します。3次元地質解析システム(図6.2-1)で作成されたオリジナルデータは、ソフト毎に独自の形式で出力されるものです。したがって、使用したモデリングソフトとオリジナルデータは1対1の関係となり、他のソフトとの互換や、データ交換は期待できません。
 3次元地質・地盤モデルは、専用ソフトに依存して構築されるため、使用した情報(地質図面、ボーリングデータ等)のトレーサビリティをオリジナルファイル内で担保するのか、別途、入力データをまとめるのかは十分協議する必要があります。

■可読性のあるファイル形式
3次元地質解析システムの多くは、データ交換のため可読性のあるファイル形式(表6.2-1)の入出力に対応しています。データの交換・継承にどのような形式を使用するか、事前に発注者と確認しておく必要があります。

表5.1-1 3次元地質モデル構築作業にける照査記録シートの作成・記入例(引用:1)

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